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2010年3月

2010年3月31日 (水)

横田基地でヘリが飛び回り、大きな音が

横田基地内から12時頃 バン! バン!と大きな音がしました。

打ち上げ花火を打ち上げる時の音に似ています。これはGBSによるもので、横田防衛事務所から米軍が訓練の際使用すると情報提供されていました。

その後、基地内から大きなスピーカーで“exercise!” “exercise!”という声がしました。これはPASによるもので、これも情報提供されていました。

●GBS (グランド・バースト・シミュレーター) ( Grand Burst Simulator )
 地上爆発模擬装置。金属製の容器内で爆発物を破裂させ、爆発音を発生させる。

●PAS (パブリック・アドレス・システム)( Public Adress System )
 以前は、ジャイアントボイスと呼んでいたもので、大音響の出る特殊なスピーカーを使用し、サイレンや広報を行なう。

これに前後して、盛んにヘリコプターが2機 飛びまわっていました。

1機は “ARMY”の文字がかすかに見えました。UH-60ブラックホークのようです。

Uh60100331b668

もう1機は“NAVY”の文字がかすかに見えました。HH-60H レスキューホークのようです。

Hh60h100331c679

横田基地における運用即応演習

横田基地における運用即応演習について

防衛省北関東防衛局横田防衛事務所からの情報提供

1 演習日程 平成22年3月28日(日)昼から4月1日(木)昼まで

         開始から終了までの間は、24時間態勢で演習が実施される。

2 演習の概要 仮想戦闘環境における基地の機能テストを行う。

          具体的には、テロ攻撃や航空機又は地上戦闘力等による

          基地への攻撃を想定し、実践的な即応体制をとることを

          目的とした演習。

3 基地外への影響

      PAS、GBS 等を次のとおり使用する予定。

3月29日(月) 13:00 緊急車両が出動しサイレンを鳴らす予定

3月30日(火) 12:00 (PAS 1回・GBS 1回)

          14:00 (PAS 1回・GBS 1回)

          16:30 (PAS 1回・GBS 4回)

          20:15 (PAS 1回・GBS 4回)

3月31日(水)  8:30 (PAS 1回・GBS 1回)

          12:15 (PAS 1回・GBS 4回)

          15:10 (PAS 1回・GBS 1回)

4月1日(木)  10:50 (PAS 1回・GBS 4回)

2010年3月24日 (水)

C-130が蓋を開けて飛行

3月19日 C-130が後部下の荷物搬入口を開けたまま入間方向に飛んで行き、24分後に帰ってきました。

C130100319b075

横田基地近くで写真を撮っている人の話では、パラシュートの降下訓練をしているとのことです。

North American Airlines チャーター機

3月22日午前10時頃 横田基地に飛来した North American Airlines のチャーター機が翌23日午前11時20分に飛び立ちました。

この会社は定期路線をやめて、チャーター便専門としており、主に米軍関係で使われているようです。同社のHPによると、バラク・オバマ氏が米大統領選挙の時に、保有するB757-200の1機をキャンペーンを成功させるために運用したとのことです。

B757200100323b463

2010年3月20日 (土)

横田基地に軽飛行機約40機飛来

前日(2010.3.19) 羽村市役所から 「横田防衛事務所から情報提供があった」とのファックスがありました。

【情報提供】

○平成22年3月20日(土)、航空機空中衝突防止会議のため、約40機の軽飛行機(主にセスナ機)が飛来する。

○8時から10時30分頃の間に基地に着陸をし、15時30分から18時頃までの間に基地から離陸していく。

○空中衝突防止会議は、横田空域を飛行する軽飛行機等(セスナ機等)の民間人パイロット(日本人)を対象として、航空機空中衝突防止のため、横田空域の飛行・進入管制などの理解を広げ、より安全な飛行環境を作るため実施される。

○横田基地が周辺(横田)空域の管制を担っているため、同基地で会議が開催される。

○民間人パイロットを対象としているため、参加者を募りやすい終末におこなう。

以上の情報提供でした。

何だセスナか、まあ、いいやと自宅にいたら、聞き慣れない音が聞こえたので、カメラをもって外に出ると、グライダーらしきスマートな飛行機が見えました。(8時17分)

Ja21ta100320b307

googleで 「JA21TA」を検索してみると、カナダのダイヤモンド・エアクラフト社製のTouring Motor Gliderです。続いて8時22分同じ型のTouring Motor Gliderが上空を旋回しました。

Hk36ttc100320b311

「JA2845」を検索すると2001年と2006年に群馬県邑楽郡板倉町の板倉滑空場で着陸時に事故をおこしたとの報告書が出てきました。

緊急操作等の慣熟と技量確認飛行のため、機長と技量確認者(教官)が搭乗し、着陸に失敗しています。機長はどちらも60代、グライダーと軽飛行機の中間みたいなもので、機長が操作に十分慣れていなく、教官もその辺を甘く見ていたのが原因のようです。また、この機種は度々、同様の事故をおこしているとの報告もされています。JA21TAを検索して出てきたブログでは、昨年11月7日に福島のスカイパークに年配の夫婦らしい方が搭乗し、女性が操縦していた様子」とありました。このモーターグライダーはどうやら「ご年配」に人気があるようですが、ちょっとあぶなっかしい気がします。

赤い機体の軽飛行機も飛来しました。

Redsubaru100320

これもgoogleで検索し、 栃木県宇都宮市に拠点を置くアクロバット飛行チーム 栃木県航空協会レッドスバルの内の一機、レッドスバル1号機、JA3680で富士重工製小型飛行機FA-200 とのことです。

他に撮影できたのは、Piper,Aerospatiale,Cessna182p,Moony 等です。

2010年3月12日 (金)

やはりF/A-18はうるさい!

朝、家のなかになぜか、アシナガバチがいたので、窓をあけて、そっと出て行ってもらいました。

ところが、夕方5時20分、こんどは我が家の上空におおきなスズメバチが!

厚木基地から来たのか、F/A-18 ホーネット 2機が上空を2度旋回しました。

雲が厚くてかなり暗くなっていたところへ突然の来襲で、露出がうまく合いませんでした。

黒いシルエットの画像を Photoshop でなんとか調整しましたが、暗いところがかなり荒れています。

「ずいぶん、うるさい音がしたね」と近所や家族で話題になっていました。

Fa18100312974

2010年3月 9日 (火)

公共施設整備補助金が出ない

2010年1月22日 都と横田基地周辺自治体から下のような要請書が出されています。

横田基地周辺自治体は防衛施設周辺対策事業の補助金を活用して、学校などの公共施設をつくってきました。しかし、最近では補助金を出すか出さないかは、そのつど騒音を測定して決めることになっており、羽村市でも栄小学校の空調施設の改修の補助金が出なくて、耐用年数15年をかなり過ぎて老朽化しているのに、改修を先送りしています。羽村市の担当者に聴くと、「防衛省で調査に来た時は、軍用機が飛ばなくて、騒音被害がないと判断されている」とのことです。

羽村市議会では日本共産党の市川英子市議が、「いつ出るかわからない補助金をあてにして、老朽化した施設の改修を先送りせず、義務教育施設なので早く改修すべき」と市を追及しました。

民主党政権になって「地域活性化・きめ細かな臨時交付金」というのができて、21年度末で、学校施設関係施設の改修・補修工事が10件も予算化されており、羽村市が「防衛補助」にいつまでもこだわって、学校施設の改修を先送りするのは道理がありません。

防衛施設周辺対策制度の見直しについて(要請)
 横田基地が所在する周辺市町では、これまで、「防衛施設周辺の生活環境の
整備等に関する法律」に基づく防衛施設周辺対策事業により、学校、学習等
供用施設などの住民の利用に供するための公共施設を整備してまいりました。
しかし、現行の制度では、防衛施設周辺対策事業としての採択・不採択に
あたって、単一年度に実施される騒音調査で騒音が基準以下であれば不採択
となります。その結果、助成が受けられなくなり、公共施設の施設水準を維
持することが困難になります。
このことは、住民サービスの低下以外の何ものでもなく、基地の存在によ
り長年被ってきた住民への影響を考えると、周辺市町にとって到底認められ
るものではありません。また、基地の運用は、その時々の事情や情勢により
変動するものであり、現行の制度は、残念ながら長期に渡って利用される公
共施設であることを前提にした助成制度であるとはいえません。
採択・不採択の判断にあたっては、米軍の飛行実態や基地の運用形態など
も考慮した上で、数年間の騒音の状況調査を行うべきです。少なくとも、過
去に防衛施設周辺対策事業として採択された施設については、激変緩和措置
を講じるなど、周辺住民の生活及び福祉の向上に寄与するために、必要な予
算を確保し、法律の本来的意義に立脚した制度に改めるよう要請します。
 平成22年1月22日
 防衛大臣 北澤 俊美 殿
          横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会
                会  長 東京都知事    石 原 慎太郎
                副会長 武蔵村山市長   荒 井 三 男
                     立川市長      清 水 庄 平
                     昭島市長      北 川 穰 一
                     福生市長      加 藤 育 男
                     羽村市長      並 木 心
                     瑞穂町長    石 塚 幸右衛門

2010年3月 7日 (日)

第7艦隊司令官専用ヘリが福生市街上空を旋回

今年(2010)2月25日福生市内を通りかかったら市街地の上をたびたび旋回している黒いヘリを目撃、急いで写真を撮りました。

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COMSEVENTHFLTとあり、第7艦隊司令官専用ヘリであることを明示しています。

操縦席の左窓の後ろに3つの☆のマークがあり、司令官が搭乗していることを示すそうですが、実際に司令官が搭乗していたのかはわかりません。

前方下に小さく「01」とあり、これは「TA-01」で、他に「TA-02」もあるようです。

横田基地における演習計画に関する情報

横田基地における演習計画に関する情報提供について
 在日米軍横田基地から横田防衛事務所を通じて、下記のとおり演習の実施についての情報提供があった。

演習(訓練)日程
平成22年3月29日(月曜日)から4月2日(金曜日)ORE
平成22年9月16日(木曜日)又は17日(金曜日)EME
平成22年10月18日(月曜日)から22日(金曜日)ORE
平成22年11月5日(金曜日) EME
平成22年12月1日(水曜日)から15日(水曜日)Unit Compliance Exercise

 (注)5月中旬及び6月中旬に机上訓練が実施される予定。

参考
ORE:  運用即応演習(あらゆることを想定したうえで行われる訓練)
EME:  緊急管理演習(様々な状況を想定した重大事故における対応訓練)
Unit Compliance Exercise:  規則に沿った業務を行っているかチェックを行う訓練

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