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2010年7月30日 (金)

横田基地における燃料漏れに関する情報提供(その2)

平成22年7月11日(日) 午前10時30分頃発生した横田基地における燃料漏れについて防衛省北関東防衛局からの情報提供

横田基地第374施設中隊環境課長による説明及び現場確認

○日時:平成22年7月21日 10:00~10:30

○場所:横田基地施設中隊建物及び発生現場(誘導路)

○概要:

1 回収された燃料量も含め、本件に係る燃料総量は10ガロンであり、給油ホース内で逆流させた、ホースから出た燃料については、滑走路上に置いたバケツで受け、吸収材を敷いて回収作業にあたった。給油ホースから地面にこぼれた燃料量は、推定2~3ガロンであり、そのうち0.5ガロン(約2L)が排水溝に漏れたと思われる。

2 排水溝のコンクリート蓋の隙間にも吸収材を使用し対応した。

3 排水溝に入ったと思われる燃料については、この日の天候は、晴れており風もあり、雨も降っていなかったので、蒸発したものと思われる。

4 さらに、発生現場脇の排水溝から基地内を迂回し雨水配管が第5ゲート入り口まで延びているが、この間の距離は1.1キロメートルある。

5 これらの状況を鑑みて、環境課担当者としては、基地外への影響はないものと考えたものである。

漏れた燃料 はいわゆるジェット燃料 JP-8 と呼ばれるものです。成分は市販の灯油とほぼ同じ組成ですが、不純物 添加物などの基準が厳しいので、市販のガソリンより高価だとのこと。

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