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2011年6月

2011年6月28日 (火)

航空自衛隊の米空軍演習への参加と日豪共同演習

当ブログ6月25日でオーストラリア空軍機が横田に来るという行政情報をお知らせしました。飛来機のなかで、DC-10 というのは 「KC-10の間違いではないか」と思っていましたが、ある方が横田防衛事務所にたずねたところ 「間違いでした」と認めたものの「発表を訂正することはしません」といわれたそうです。やっぱり 「お役所」ですね。ところで、航空自衛隊が6月22日に今回の演習について発表していますので、紹介します。文章はそのままですが、段落やスペースはブログで見やすいように直しました。(以下青字部分)

航空自衛隊 報道発表資料   (お知らせ)      平成23年6月22日
 米空軍演習への参加及び米国における日豪共同訓練の実施について
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 航空自衛隊は、米空軍の実施する演習(レッド・フラッグ・アラスカ)に、下記のとおり参加します。
また、同演習に参加している豪空軍と、日豪共同訓練を実施します。
        記
1 目的
(1)米空軍の実施する演習に参加し、日米共同訓練を実施することにより、
    部隊の戦術技量及び日米共同対処能力の向上を図る。
(2)本演習に部隊を参加させる豪国との間で、日豪共同訓練を実施し、
    部隊の戦術技量の向上を図る。
   
2 期間(基準)
(1)米空軍演習への参加
     平成23年6月27日(月)~7月29日(金)
(2)日豪共同訓練
     平成23年7月7日(木)及び同月9日(土)(予備:10日(日))
    
3 訓練実施場所等
   米国アラスカ州アイルソン空軍基地及びエレメンドルフ-リチャードソン米軍統合基地並びに同周辺空域等
    
4 訓練参加部隊等(基準)
(1)参加部隊
   航空総隊及び航空支援集団
(2)訓練規模等
      ア 米空軍演習への参加
        (ア) 人員×約330名
        (イ) F-15J×6機、E-767×1機、C-130H×3機、KC-767×2機、
              携SAM追随訓練器材×6セット
      イ   日豪共同訓練
       F-15J×4機程度
    
5 訓練内容
(1)米空軍演習(日米共同訓練)
   防空戦闘訓練、基地防空訓練、戦術空輸訓練及び空中給油訓練
(2)日豪共同訓練
   戦闘機戦闘訓練
    
6 その他
(1)航空自衛隊が実施する日豪共同訓練は、今回が初めてです。

ある方の話では 「レッド・フラグ・アラスカ」は年4回程度、恒常的に行われており、発端はベトナム戦争で 米軍機が「ドッグファイト」でMIG戦闘機にさんざんやられたので、ドッグファイトを重点にした訓練を恒常的に行うようになったとのことです。

先週から横田への飛来が増えています。これは、日本列島が梅雨空で濃霧が多く、他の基地へ着陸できなかったことも理由になっているようです。どれが濃霧回避か、どれが演習参加かはよくわかりません。

2011年6月27日 (月)

6月27日 KC-10A x 3 KC-135R x 3

6月27日 オーストラリア空軍のF/A-18の飛来を待っていたら、KC-135R(ZZ 61-0313)が離陸しました。霧が濃くて、離陸してすぐに見えなくなりました。

Kc135r110627g885

続いて、KC-10Aが3機続けて着陸しました。(McGUIRE 79-1711) ,  (McGUIRE 87-0122) , (TRAVIS 86-0038) の順でした。

Kc10a110627g906

Kc10a110627g926

Kc10a110627g948

この3機は着陸予定の基地が濃霧のため、横田に来たとのことです。

続けて C-17A(HH 05-5147)が着陸しましたが、横田基地も霧のため1200mほどの上空からは滑走路がよくみえなかったようで、行ったりきたりして着陸したようです。

C17a110627g956

夕方には 3日ほど前にいたC-5A(ANG Martinsburg 70-0462)がもどっていました。

朝から、KC-135R (ANG MICHIGAN 58-0062)がいました。霧でよく写っていませんが、Michiganのは初めての撮影なので。

Kc135r110627g893

昨日 6月26日撮影の写真も載せます。MC-130H (88-0191)です。

Mc130h110626g870

ATLAS AIR (N524MC)です。

Atlas110626g699

いつも来ていて珍しくもないですが、North American (N767NA)です。

Na110624g671   

2011年6月25日 (土)

オーストラリア空軍機が飛来(6月27日~30日)

23日午後5時 防衛省北関東防衛局から、「米空軍の実施する演習(レッド・フラッグ。アラスカ)に参加するオーストラリア空軍機が横田飛行場を経由する旨の情報を得た」との連絡が周辺自治体にあったとのことです。

6月27日(月) 12時から13時ころ 着陸 FA-18(6機)  DC-10(1機) C-130(1機)

6月28日(火) 6時頃 離陸   FA-18 (3機)  DC-10 (1機)

6月28日(火) 17時から18時頃 着陸  DC-10 (1機)

6月30日(木) 6時から7時頃 離陸 FA-18(3機) DC-10(1機) C-130(1機)

※レッド・フラッグ・アラスカ

 米空軍が米国アラスカ州アイルソン基地ならびに周辺空域等で6月27日(月)から7月29日(金)まで実施する訓練で、同演習に航空自衛隊及びオーストラリア空軍が参加する(航空自衛隊ホームページより)

3月14日から3月25日まで、東日本大震災の復興支援でオーストラリア空軍のC-17が3機来て、嘉手納と横田を何度も往復し、物資の輸送を行っていました。○にカンガルーのマークの別の機種が、アラスカでの米軍との訓練に参加するため、給油(と休憩?)で横田基地に来るようです。

2011年6月24日 (金)

6月24日 KC-135R C-5A

6月24日 朝からKC-135R(AETC ALTUS 63-8874)がいました。

Kc135r110624g811

9時9分陸上自衛隊のヘリ(UH-1J 41863)がローパスしました。

Uh1j110624g606

14時48分 C-5A(ANG Martinsburg 70-0462)が着陸しました。

C5a110624g652

C5a110624g818 

2011年6月16日 (木)

米軍関係の自動車税

横田基地のHPに The 2011 Annual Road Tax Collection というのがありました。今年の自動車税(年税)というのでしょうか。それを見ると“Regular Vehicle:   7,500 Yen ”となっていました。私の車(1800cc)の自動車税は39,500円、先月コンビニで払い込みましたが、その5分の1以下ということになります。以下各種自動車税と一般の日本人の自動車税(青字)を比較してみました。

Regular Vehicle:               7,500 Yen
※ 1L以下: 29,500円  1L~1.5L: 34,500円   1.5L~2L: 39,500円

Large Vehicle (Less than 4.5L Engine): 19,000 Yen
※ 2L~2.5L:  45,000円   2.5L~3L: 51,000円   3L~3.5L: 58,000円  3.5L~4L: 66,500円  4L~4.5L: 76,500円
                     
Large Vehicle (Over 4.5L Engine): 22,000 Yen
※ 4.5L~6L: 88,000円

Mini Car:                 3,000 Yen
※軽自動車 5ナンバー: 7,200円  4ナンバー: 4,000円

Motorcycle (Above 125cc): 1,000 Yen
※ 125cc~250cc: 2,400円   250cc~: 4,000円

Motorcycle and Scooter (Below 125cc): 500 Yen
※ 50cc以下: 1,000円  50cc~90cc: 1,200円  90cc~125cc: 1,600円

2011年6月15日 (水)

6月15日 KC-10A x 3

6月15日 KC-10A が3機来ました。2機とか3機とか一緒に来ることが多いようです。最初2機続けて着陸しましたが、最初の(AMC TRAVIS 84-0185)は南側(R/W36)から、2番目(AMC TRAVIS 86-0029)はすぐ後に北側(R/W18)から着陸しました。

Kc10a110615g519

Kc10a110615g571

北側から横田基地常駐のUH-1Nらしき音が近づいてきましたが、かなり黒っぽいので撮影してみると陸上自衛隊のUH-1Jのようでした。

Uh1j110615542   

2011年6月14日 (火)

6月14日 KC-135R

6月14日 KC-135R(ZZ 62-3575 Young Tigers)がいました。

Kc135r110614g469

6月13日 14時55分 航空自衛隊・航空救難団のCH-47J(37-4489)が300mほどの高さで、R/W18からR/W36へ滑走路の上空を通過しました。

Ch47j110613g445

13日には Continental AirlinesのN35236がいました。

Continental110613g409

2011年6月12日 (日)

6月12日 KC-135R C-17A

6月12日午前10時19分、KC-135R(AETC ALTUS 62-3561)が離陸しました。

Kc135r110612g375

6月12日17時35分に C-17A(AMC CHARLESTON 08-8190)が着きました。今年3月13日には同じCHARLESTONの(09-9207)が来ています。2009会計年度発注や2008年度のものだったりして、このSouth Carolinaの基地のは、新しいものが多いのでしょうか。

C17a110612g402

ATI(N799AL)は9日は主翼の下でなにやら作業、10日には尾翼のあたりで作業していましたが調子悪いのでしょうか、こちらの機体はだいぶ古いようですが。

Ati110609g242

Ati110610g299

10日は航空自衛隊のUH-60J(18-4574)が横田の方から来て、羽村市の上空を旋回し、北の方へ向かいました。横田に寄ったかどうかわかりません。

Uh60j110610g283

2011年6月 7日 (火)

横田基地に放射性物質採取・測定器が常備

3月11日の東日本大震災直後から、5月7日頃まで、横田基地の北側と南側に、空気中の放射性物質採取機器が置かれていました。写真は5月7日にR/W18A近くのフェンスから撮影したもので、右後方に西多摩衛生組合が見えます。夕方4時頃、左下の発電機が動いていて、サンプリングを行っていたようです。

Radeco110507053

Radeco110507055

本体や三脚にあるロゴ「RADēCO」をネットで検索してみると、40年ほど前に設立された会社で、32年前のスリーマイル原発事故の後、成長してきたようです。写真にあるのは同社が米空軍に納入している“Air Force Kit”というもので、世界中の米空軍基地と米国内の空軍州兵“Air National Guard” (ANG所属の軍用機にはU S Air Forceと書いてあります)に500以上供給しているそうです。測定器、フィルター、サンプルホルダー、採取器具などが一式となっており、震災直後、設置されたことから、横田基地に常備されているものと思われます。以下、RADēCO社のHPからの引用です。

In 2003 RADēCO was selected by the United States Air Force as their supplier of Emergency Response air sampling equipment. Since then, RADēCO has provided the USAF with over 500 complete air sampling kits, composed of calibrators, filter media, sample holders and air samplers. These kits have been distributed to Air Force bases around the globe and we continue to support and supply the USAF with quality service and equipment.

2011年6月 4日 (土)

6月4日 KC-10A C-17A

6月4日早朝、行ってみたら、C-17A(HH 05-5151) とEver Green(N471EV)がいました。そして、午前6時35分 KC-10A(AMC McGUIRE 84-0190)が着陸しました。

Kc10a110604g134

その後、Ever Green(N471EV)が離陸しました。

6月3日は午後4時にUC-35D(6713?)が離陸しました。6月1日は忍者(UC-35A)が2機来て、すぐ出ましたが、3日は別の忍者(UH-60A)が滑走路の上を北から南へ通過しました。着陸しようとして、やめた(cancel)ようです。

Uh60a110603g064

航空自衛隊小牧基地のC-130HはR/W18Aの上空を西から東へ通過しました。 

2011年6月 1日 (水)

UC-35D UC-35A KC-135

6月1日夕方 KC-135R,UC-35D,UC-35Aが飛来し、久しぶりのにぎわい?でした。ギャラリーは少数でした。

まずは、米空軍嘉手納のKC-135R (61-0323) young tigers の離陸です。

Kc135r110601g404

続いて、米海兵隊普天間基地のUC-35D(6712)の着陸

Uc35d110601g437

続いて、米陸軍キャンプ座間第78航空大隊(78th Aviation Battalion)所属のUC-35Aが2機続けて着陸(70103) (60109)、すぐに厚木基地に向かい離陸しました。座間基地では固定翼機を運用できないため、厚木基地に分遣隊を配置して運用しており、なんらかの任務を終えて、厚木に帰ったものと思われます。

Uc35a110601g449

10分ほどして、R/W18Cから離陸するところです。

Uc35a110601g012

30日、15時11分 Evergreen International(N470EV)が離陸

Ev110530g358

続いて 15時18分 Atlas Air (N459MC)が離陸しました。

Atlas110530g374 

  5月31日 16時23分 着陸したC-17A(AK 00-0174)です。 3月20日に津波被害から復旧しつつあった仙台空港に、大型輸送機として最初に着陸した白影の“隊長機”です。3月20日に仙台から横田に帰ってきた時の写真は当ブログに掲載しましたが、その時、R/W18Aのぎりぎりのところへ“touchdown”して、すぐに停止するのを見て、“さすが一番乗りするパイロットの技術”と感心させられました。

C17a110531g393

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