横田基地所属機の訓練区域
横田基地所属のC-130Hの訓練は連休末の5月6日から再開し、パラシュート訓練などを行っていたようです。7日からは、いつものように住宅地上空で9時頃まで、飛行訓練を行いました。
4月21日に横田基地で行われた「関東航空機空中衝突防止会議」の資料を見ると、横田基地所属機の訓練区域が関東一円に広がっていることがわかります。資料を参考に私なりに作図してみました。また、東京近くに軍用飛行場が集中していることもわかります。
C-130は横田基地に14機ほど配備されていますが、アフガニスタンに展開したり、他(グアム、韓国他)での訓練に参加したりで、横田基地で見られるのは、だいたい5~7機、一番多い時で10機程度です。C-130Hの訓練区域は対地高度150mから1,500mの範囲で、西は八ヶ岳、南は伊豆半島、北は茨城県日立市の近くまでとなっています。
UH-1 は横田基地に4機配備されています。六本木の赤坂プレスセンター(米軍はHardy Barracksといっているようです)への定期便がでています。訓練区域はは横田基地と赤坂プレスセンター()を結ぶ区域及び、横田基地とキャンプ座間(Kastner)さらに横須賀基地を結ぶ区域となっています。高度は対地高度で300mから450mの範囲となっています。
Aero Club はセスナ(Cessna172)が4機あり、北は群馬から南は神奈川まで3カ所の訓練区域をもっています。高度は地表から、海抜2,590mの範囲となっています。
上の図にはありませんが、横田基地にはC-12Jが3機配備されています。だいたい昼過ぎに羽村、福生上空で訓練を行っています。C-12Jは在韓米軍基地にも1機あり、日本や韓国の基地間の連絡便となっています。福岡空港でもよく見かけます。
用語解説
VFR : Visual Flight Rules : 有視界飛行方式による飛行
AGL : above ground level or altitude above ground level : 対地高度
MSL : mean sea level : 平均海面
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