米軍属等による暴行被疑事件について(続報)
8月16日、防衛省・北関東防衛局から、周辺自治体へ情報提供があったそうです。
また、横田基地から、このことについてのコメントも出されています。
・米軍属の息子(31歳)により地面に押し倒されて頭部打撲(脳挫傷)を受けた
64歳音楽家は、8月14日、急性硬膜下血腫により都内の病院で死去した。
当該被疑者は8月9日に傷害罪で東京地検立川支部により起訴された。
・53歳の会社員を殴打した横田基地内メリーランド大学職員(51歳)は、
7月27日に釈放されて任意捜査されていたところ、8月9日付けで略式起訴
され、罰金20万円の支払いを行った。
・本日(8月16日)福生警察署において、死去した音楽家の司法解剖を行い、
死因を詳しく調査予定。
横田基地からのコメント
横田基地のリーダーは今回の事件に大変に心を痛めております。被害者の
ご家族に対して心からお悔やみ申し上げます。地域の隣人および一員として、
今回の事件につきましては地域の皆様と同様に大変に遺憾に思っております。
この事件が日本の隣人の皆様と我々の友好にどのような影響をおよぼすか
と考えると残念でなりません。
事件発生以来、日本の警察に拘留されている今件の容疑者は、日本を訪問中
のアメリカ人であり、日米地位協定による滞在資格者または米軍関係者ではあり
ません。しかし、今回の不幸な事件をうけて、横田基地に勤務する全ての米軍人
および軍属とそれらの家族に対して、基地とアメリカ合衆国の模範の存在である
ことの大切さを再度徹底して訴えました。日本を訪れる全てのアメリカ人が、
同様な自覚を持つことを念願しております。
今件に関しましては、これからも引き続き状況の把握に努め、日本の警察に
協力して日米地位協定上の我々の責任を果たして参ります。事件に関して
ご不明の点がございましたら、取り調べを担当しております警察にお問い合わせを
お願いいたします。
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