横田基地での演習と平成26年演習計画
横田基地における演習等の実施及び平成26年演習計画の予定について、防衛省北関東防衛局から、周辺自治体へ情報提供があったそうです。
横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会は、基地の外に影響を及ぼさないよう十分な配慮と安全対策に万全を期すよう、防衛省を通じ、横田基地へ申し入れたそうです。
●演習等の実施について
1 名称 : サムライ即応監査(SRI)
運用即応演習(ORE : 仮想戦闘環境における基地の機能テスト。テロ攻撃や
航空機又は地上戦闘力等による基地への攻撃を想定し、実践的な即応体制を
とることを訓練するもの。)を実施し、監査するもの。
2 日程 : 平成26年3月3日(月)から3月7日(金)までの5日間(24時間体制)
3 演習に伴う航空機の運用予定なし
4 PAS,GBS及び煙幕の使用予定あり(一部は、早朝及び夜間に予定)
5 特記事項 : ・3月5日(水)午前5時頃、一時的にゲートを閉鎖予定。
・横田防衛事務所から米軍に対し、日米合同委員会合意の遵守に努め実施する
よう口頭で申し入れた。
・演習等の予定については、諸事情により変更される場合がある。
●平成26年今後の演習計画
5月9日 ~ 5月16日 SRI(サムライ即応監査)
6月2日 EME(緊急管理演習)
7月14日 ~ 7月18日 SRTW(サムライ即応演習週)
7月17日 EME(緊急管理演習)
10月6日 ~ 10月10日 SRI(サムライ即応監査)
11月14日~11月21日 SRI(サムライ即応監査)
注 : 演習の予定については、諸事情により、中止や追加等変更される場合がある。
【参考】
SRI : Samurai Readiness Inspection (サムライ即応監査)
ORE※を実施し、監査するもの。
※ORE : Operational Readiness Exsercise (運用即応演習)
仮想戦闘環境における基地の機能テスト。テロ攻撃や航空機又は地上戦闘力等に
よる基地への攻撃を想定し、実践的な即応体制をとることを訓練するもの。
EME : Emergency Management Exercise (緊急管理演習)
大地震、航空機事故、バスと航空機の衝突事故及び踏切における電車とバスの
衝突など様々な状況を想定した重大事故への対応を訓練するもの。
SRTW : Samurai Readiness Training Week (サムライ即応演習週)
基地におけるあらゆる緊急事態への対応を訓練するもの。
PAS : Public Address System (パブリック・アドレス・システム)
以前は、ジャイアントボイスと呼んでいたもので、大音響の出る特殊なスピーカを
使用し、サイレンや広報を行う。
GBS : Ground Burst Simulator (グラウンド・バースト・シミュレーター)
地上爆発模擬装置。金属製の容器内で爆発物を破裂させ、爆発音を発生させる。
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