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2015年12月15日 (火)

カリフォルニア州でのオスプレイの着艦失敗について

平成27年12月9日(現地時間)、米カリフォルニア州において、MV-22オスプレイが
輸送揚陸艦への着艦に失敗した旨の報道があり、
横田基地周辺市町基地対策連絡会(幹事市:武蔵村山市)は、
防衛省北関東防衛局に対して、次のとおり要請をしたそうです。
 
【口頭要請】
「平成27年12月9日(現地時間)に発生した米国カリフォルニア州での
MV-22オスプレイの着艦失敗について、迅速かつ正確な情報提供をすること。」
 
参考までに 防衛省が佐賀空港に自衛隊オスプレイを配備しようとしている
佐賀県の「佐賀新聞」12月15日付の記事を引用します。
 
【ワシントン共同】米海兵隊の新型輸送機MV22オスプレイが、米西部カリフォルニア州
サンディエゴ沖で輸送揚陸艦への着艦に失敗する事故を起こしていたことが13日、
分かった。けが人はなかった。複数の米メディアが同日までに報じた。
 報道によれば、第13海兵遠征部隊(カリフォルニア州)指揮下のMV22が9日、
沖合での訓練から戻り、停泊中の輸送揚陸艦ニューオーリンズに着艦しようとした際に
事故が起きたという。
 当時、MV22には計26人が乗っており、部隊は中東やアジア太平洋地域への遠征に
向けた訓練を実施していた。
 事故の詳細は不明だが、第13海兵遠征部隊は米メディアに「いわゆるハードランディング
(急激に降下し、たたきつけられるような着艦)と結論付けるのは時期尚早だ」と説明、
原因を調査するとしている。
 オスプレイは開発段階から事故が相次ぎ、2012年6月、フロリダ州で空軍仕様の
CV22が墜落し5人が負傷。今年5月にはハワイでMV22が着陸に失敗し、死者2人を
出した。
■山口知事「防衛省、原因説明を」
 米海兵隊の新型輸送機オスプレイが米西部カリフォルニア州サンディエゴ沖で着艦に
失敗したとの報道に関し、防衛省から佐賀空港への自衛隊オスプレイ配備を提案され
ている佐賀県の山口祥義知事は、事実関係や事故原因などについて、同省が責任を
持って説明する必要性を強調した。
 
 山口知事は、度重なるオスプレイの事故について「この問題は安全が第一。(米側が
説明する事故原因を)うのみにするのではなく、自らの中で安全性について責任を持って
発言し、説明していくことが大事」との考えを示した。
 県はこの日午後に報道で事故の情報を知った。政策監グループは、九州防衛局に
事実関係を確認した。ただ、「情報収集中」として具体的な内容の説明はなく、あらため
て事故原因を含めた説明を要請している。
 
 秀島敏行市長は「事故の詳細が不明だが、安全性に関わることであり、国に説明を
求めたい」とコメントした。

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