横田基地所属C-130Hの部品遺失
横田基地所属C-130Hの部品遺失について、防衛省(北関東防衛局)から周辺自治体へ情報提供があったそうです。
【情報提供内容〕
第1報(平成29年7月13日午前)
(1) 事故発生日時:不明
(2) 事故発生場所:不明
(3) 事故発生状況:
平成29年7月12日(水)午後、訓練飛行後に行った点検中に横田基地所属C-130Hの金属部品が無いことが判明。
着陸装置の一部の部品で、大きさは約2インチ×5インチ(約5Cm×l2,7cm) 、重さは約1ポンドのプレート。
(4) その他
横田基地広報部からは、「訓練中の航空機に関して安全上の問題はありませんでした。第374空輸航空団はこの事故を真摯に受け止め、再発防止のために原因を調査します。」とのコメントがありました。
第2報(平成29年7月13日午後)
(1) 平成29年7月13日(木) 、北関東防衛局管理部業務課長から第374空輸航空団広報部長宛に、航空機の安全管理の徹底、原因の究明、実効性のある再発防止策及び速やかな情報提供について口頭要請。
(2) 当該機については、平成29年7月11日(火)に訓練飛行を行い、横田基地に着陸したもの。翌12日 (水)に点検した際に部品の遺失が判明。
【要請】
横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会では、次のとおり要請(文書)を行いました。
要請日:平成29年7月13日
要請先:在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官、
北関東防衛局長、横田防衛事務所長
要請内容:
平成29年7月13日、北関東防衛局を通じて、「平成29年7月12日(水)午後、訓練飛行後に行った点検中に横田基地所属C-130Hの金属部品が無いことが判明した。着陸装置の一部の部品で、大きさは約2インチ×5インチ(約5cm×12.7cm)、重さは約1ポンドのプレートである。」との情報が、東京都及び基地周辺自治体に提供された。
部品等の落下は人命に関わる重大な事故につながりかねず、多くの住民に不安を与えるものである。
先月にも横田基地に着陸したC-5輸送機の部品遺失が確認されたことから、再発防止の撤底を要請したが、再びこうした事故が発生したことは、極めて遺憾である。
度重なる事故の発生に対して厳重に抗議するとともに、貴職においてはこのような状況を十分に認識され、下記のとおり対応するよう要請する。(※〉
要請事項:
1 事故の経緯を明らかにするとともに、原因究明を行い再発防止を図ること。
2 航空機の点検整備を強化するとともに、安全確保の徹底を図ること。
3 以上に関する情報を関係自治体に速やかに提供すること。
※国に対しては、「貴職においてはこのような状況を十分認識され、次のとおり米軍に申し入れを行うよう要請する。」と記載
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