10月22日~27日 サムライ即応監査
横田基地における演習等の実施について、防衛省(北関東防衛局)から周辺自治体へ情報提供があったそうです。
【情報提供内容】
○ 実施内容及び日程等:
・ 内容:サムライ即応監査(S R I : Samurai Readiness Inspection)
有事における即応態勢の維持強化及び演習に対する監査
・ 日程:平成 29 年 10 月 22 日(日)~10 月 27 日(金)
通常の運用時間帯(午前6時から午後 10 時まで)において実施する予定であるが、
一部 24 時間体制で実施される予定。
○ 実施に伴う航空機の運用:
・ 10 月 23 日(月)から 10 月 27 日(金)の間、通常の運用時間帯において、横田基地所属のC-130Jの運用が行われる可能性があるほか、
米軍の運用上の必要性から、10 月 26 日(木)午後 10 時から翌 27 日(金)午前6時の間に、同機(1機)の運用が予定されている。
〇 PAS、GBS及び煙幕等の使用;
・ 10 月 23 日(月)から 10 月 27 日(金)の間、通常の運用時間帯において、基地内全域でのPAS 及び管理地区でのGBSの使用の予定がある。
・ 煙幕の使用予定はない。
○ 特記事項:
・ 北関東防衛局から米軍に対し、演習等の実施に当たっては、日米合同委員会合意の遵守に努め、 周辺住民に与える影響を最小限にとどめるよう申し入れた。
・ 演習終了の通報を行う予定。
・ 演習等の予定については、諸事情により変更される場合がある。
【要請】
横田基地周辺市町基地対策連絡会から在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官に対して、平成 29年 10 月 20 日にロ頭要請を行いました。
・ 航空機の運用については、通常の運用時間帯以外には、極力実施しないこと。
・ 市街地上空での低空・旋回訓練は行わないこと、
・ PAS及びGBSの使用に当たっては、音量及び時間帯をはじめ、基地外に影響を及ぼさないよ う十分な配慮を行うこと。
・ 周辺住民の不安軽減のため、訓練情報の早期提供を徹底すること。
【参考】
・S R I : Samurai Readiness lnspection (サムライ即応監査)
OREを実施し、監査するもの。
※O R E : Operationa1 Readiness Exercise (運用即応演習)
仮想戦闘環境における基地の機能テストであり、テロ攻撃や航空機又は地上戦闘力等による基地への攻撃を想定し、実践的な即応態勢をとることを訓練するもの。
・ PAS(Public Address System):パブリック・アドレス・システム。
以前は、ジャイアントボイスと呼んでいたもので、大音響の出る特殊なスピーカを使用し、サイレンや広報を行う。
・ GBS(Ground Burst Simulator);グラウンド・パースト・シミュレーター
地上爆発模擬装置。金属製の容器内で爆発物を破裂させ、爆発音を発生させる。
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