« グローバルホーク 10月31日までに撤収 | トップページ | 10月21日 KC-30A RAAF »

2017年10月21日 (土)

10月22日~27日 サムライ即応監査

横田基地における演習等の実施について、防衛省(北関東防衛局)から周辺自治体へ情報提供があったそうです。

 【情報提供内容】

実施内容及び日程等:

 ・ 内容:サムライ即応監査(S R I : Samurai Readiness Inspection

 有事における即応態勢の維持強化及び演習に対する監査

 ・ 日程:平成 29 10 22 日(日)~10 27 日(金)

 通常の運用時間帯(午前6時から午後 10 時まで)において実施する予定であるが、

 一部 24 時間体制で実施される予定。

実施に伴う航空機の運用:

 10 23 日(月)から 10 27 日(金)の間、通常の運用時間帯において、横田基地所属のC-130Jの運用が行われる可能性があるほか、

米軍の運用上の必要性から、10 26 日(木)午後 10 時から翌 27 日(金)午前6時の間に、同機(1機)の運用が予定されている。

PAS、GBS及び煙幕等の使用;

 10 23 日(月)から 10 27 日(金)の間、通常の運用時間帯において、基地内全域でのPAS 及び管理地区でのGBSの使用の予定がある。

 ・ 煙幕の使用予定はない。

特記事項:

 ・ 北関東防衛局から米軍に対し、演習等の実施に当たっては、日米合同委員会合意の遵守に努め、 周辺住民に与える影響を最小限にとどめるよう申し入れた。

 ・ 演習終了の通報を行う予定。

 ・ 演習等の予定については、諸事情により変更される場合がある。

 【要請】

 横田基地周辺市町基地対策連絡会から在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官に対して、平成 29 10 20 日にロ頭要請を行いました。

 ・ 航空機の運用については、通常の運用時間帯以外には、極力実施しないこと。

 ・ 市街地上空での低空・旋回訓練は行わないこと、

 ・ PAS及びGBSの使用に当たっては、音量及び時間帯をはじめ、基地外に影響を及ぼさないよ う十分な配慮を行うこと。

 ・ 周辺住民の不安軽減のため、訓練情報の早期提供を徹底すること。

 【参考】

 ・S : Samurai Readiness lnspection (サムライ即応監査)

 OREを実施し、監査するもの。

 ※O : Operationa1 Readiness Exercise (運用即応演習)

 仮想戦闘環境における基地の機能テストであり、テロ攻撃や航空機又は地上戦闘力等による基地への攻撃を想定し、実践的な即応態勢をとることを訓練するもの。

 ・ PAS(Public Address System:パブリック・アドレス・システム。

 以前は、ジャイアントボイスと呼んでいたもので、大音響の出る特殊なスピーカを使用し、サイレンや広報を行う。

 ・ GBS(Ground Burst Simulator);グラウンド・パースト・シミュレーター

 地上爆発模擬装置。金属製の容器内で爆発物を破裂させ、爆発音を発生させる。

« グローバルホーク 10月31日までに撤収 | トップページ | 10月21日 KC-30A RAAF »

行政からの情報」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 10月22日~27日 サムライ即応監査:

« グローバルホーク 10月31日までに撤収 | トップページ | 10月21日 KC-30A RAAF »