物料投下訓練中の事故について(その2)
横田基地における物料投下訓練中の事故について、防衛省(北関東防衛局)から周辺自治体へ情報提供があったそうです。
【情報提供内容】
横田基地広報部から本件事故の調査結果、再発防止策及び物料投下訓練の再開等について説明がありましたので、次のとおりお知らせします。
横田基地における物料投下訓練の再開について
1 1月15日に横田基地において発生した物料投下訓練中の事故について、本日(1 1 月20日)までに米側から下記のとおり説明がありましたのでお知らせいたします。
○本件についての調査を行った結果、平成29年1 1月15日午前9時54分頃、C -130J (3機)が物料投下訓練を実施中、そのうちの1機から投下した約30k gの貨物(ペニヤ板の合板の箱で中身は緩衝材)がパラシュートから外れて滑走路中央付近に落下し、滑走路上に軽微な亀裂が生じたことが判明した。
○本件についての原因究明を行った結果、担当者の人為的ミスによりパラシュートと貨物を連結するロープが適切に結ばれていなかったため今回の事故が発生したことが判明した。
○再発防止策として、同訓練を行った担当者に対して技能トレーニングを実施し、基本的な手順を再確認させる教育を行うとともに、事故原因を部隊内で共有した。
○本日中(1 1月20日)に再発防止策を講じた後、明日(1 1月21日)以降、横 田基地における物料投下訓練を再開する。
○本件により、地元の皆様にご不安を与えたことについて十分認識しており、今後は、安全確保と再発防止に万全を期して訓練を行う。
当局としては、本件について米側において合理的な措置がとられていると判断されることから、明日(1 1月21日)以降、物料投下訓練が再開されることは理解できるものと考えます。なお、本日(1 1月20日)、当局企画部長から横田基地第374空輸航空団司令官に対し、今後の物料投下訓練の実施に当たっては、本件の再発防止策を確実に実施し、安全な訓練の実施に努めるよう要請しました。
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