11月30日~12月10日 サムライ即応監査
横田基地における演習等の実施について、防衛省(北関東防衛局)から周辺自治体へ情報提供があったそうです。
【情報提供内容】
○ 実施内容及び日程等:
・ 内容 : サムライ即応監査 (SRI:
Samrai Readiness Inspection)
・ 日程 : 平成29年11月30日(木)~12月10 (日)
通常の運用時間帯(午前6時~午後10時)において実施する予定であるが、一部運用時間外に
実施される予定。
○ 実施に伴う航空機の運用 :
・ 演習に伴う航空機(C-130J)の運用が予定されている。
・ 運用時間帯外の航空機の離着陸が予定されている。
○ PAS,GBS及び煙幕等の使用:
・ 通常の運用時間帯において、基地内全域でのPAS及び管理地区でのGBSの使用の予定がある。
・ 煙幕を使用する予定はない。
○ 北関東防衛局における対応:
・ 北関東防衛局から米軍に対し、演習等の実施に当たっては、
日米合同委員会合意の遵守に努め、周
辺住民に与える影響を最小限にとどめるよう申し入れた。
○その他:
・ 本演習期間中、 12月4日(月)から12月8日(金)の間に米韓両軍が合同で実施する飛行訓練「ピジラ
ント・エース18」を支援する予定がある。
・ 夜間に重機を用いた作業を行う予定がある。
・ ゲートを閉鎖する予定はない。
・ 演習終了の通報を行う予定である。
・ 演習等の予定については、諸事情により変更される場合がある。
【要請】
横田基地周辺市町基地対策連絡会から在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官に対して、平成29
年11月29日に口頭要請を行いました。
・ 航空機の運用については、通常の運用時間帯以外には、極力実施しないこと。
・ 市街地上空での低空・旋回飛行訓練は行わないこと。
・ PAS及びGBSの使用に当たっては、音量及び時間帯をはじめ、基地外に影智を及ぼさないよう
十分な配慮を行うこと。.
・ 12月4日から8日に実施する米韓両軍合同飛行訓練の支援内容について、情報提供を行うこと。
・ 夜間における重機を用いた作業実施場所・作業内容についての情報提供を行うこと及び、騒音など
基地外への影響を最小限に抑えること。
・ 周辺住民の不安軽減のため、訓練情報の早期提供を徹底すること。
(参考)
・ SRI : Samurai Readiness
Inspection (サムライ即応監査)
有事における即応態勢の維持強化及びORE※に対する監査。
※ORE : Operational Readiness Exercise運用即応演習)
仮想戦闘環境における基地の機能テストであり、テロ攻撃や航空機又は地上戦闘力等による基地への
攻撃を想定し、実践的な即応態勢をとることを訓練するもの。
・ PAS(Public Address
System : パブリック・アドレス・システム
以前は、ジヤイアントポイスと呼んでいたもので、大音響の出る特殊なスピーカを使用し、サイレンや広報
を行う。
・ GBS(Ground Burst
Simulator) : グラウンド・パースト・シミュレーター
地上爆発模擬装置。金属製の容器内で爆発物を破裂させ、爆発音を発生させる。
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