パラシュート落下について 周辺自治体で要請
C-130輸送機による人員降下訓練におけるパラシュートの落下について、
横田基地周辺市町基地対策速絡会から要請を行ったそうです。
【要請概要】
要請日時:平成31年1月10日(木)
要請先:在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官
北関東防衛局長
横田防衛事務所長
要請方法:文書
要請内容:別紙のとおり
C-130輸送機による人員降下訓練におけるパラシュートの落下について(要請)
平成31年1月8日及び同月9日、横田基地所属のC-130輸送機による人
員降下訓練中に、メインパラシュートが機能せず予備パラシュートを使用して着
地するという事故が2日続けて発生した。また、 9日の事故においてはデプロイ
メントバックが未だ発見されておらず、基地外への落下も懸念される。
横田基地は、人口が密集した市街地に所在しており、周辺住民は、基地の運用
による航空機騒音や、いつ発生するか分からない事故に不安な毎日を送っている
中で、一歩間違えれば人命に関わる重大な事故につながる事案が連日発生したこ
とは、極めて遺憾である。
本件については、直ちに東京都と横田基地周辺市町で構成する「横田基地に関
する東京都と周辺市町連絡協議会」から国及び米軍に対して、徹底的な原因究明
や再発防止策が購じられるまでの訓練中止などの要請を行ったところであるが、
本事案は周辺住民に大きな不安を与えるものであることから、横田基地周辺市町
で構成する「横田基地周辺市町基地対策連絡会」としても、次のとおり強く要請
する。
1 度重なる事故について徹底的な原因究明を行うとともに、再発防止策が講じ
られるまで人員降下訓練を実施しないこと。
2 事故原因及び再発防止策に関する情報を関係自治体に速やかに提供し、説明
すること。
3 基地の運用に当たっては、周辺住民に不安を与えることのないよう細心の配
慮をし、安全対策を徹底すること。
平成31年1月10日
在日米軍横田基地第374空輸航空団司令官
オーティス C. ジョーンズ大佐殿
横田基地周辺市町基地対策連絡会構成市町長
立川市長 清水 庄平
昭島市長 臼井 伸介
福生市長 加藤 育男
武蔵村山市長 藤野 勝
羽村市長 並木 心
瑞穂町長 杉浦 裕之
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